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販売は心、対面販売だからこそ心のこもった接客を
当社は百貨店販売員の人材紹介・人材派遣を主な業務としております。
百貨店販売員の育成・指導に関して、業界最高水準であると自負しております。
常に質の高いサービスの提供が要求される百貨店においては、当然、販売員の接客能力も質の高さが求められます。当社では、社会人としての「常識」「マナー」「心構え」から、「プロの販売」「プロの接客」「プロの意識」までしっかりと指導教育しております。
質の高いサービスと一言で申しましても、時代や地域、各百貨店や各売り場などによって、求められるスキルは微妙に違うものです。当社では、そういった微妙なニーズにもしっかりお応えできるように、スタッフ教育に充分な時間を費やしております。
販売員の心一つで、お客様に最高の気分でお買い物していただく・・・
そして、誇りを持って お仕事をする。そんな会社であるために努力し続けます。
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1988年9月20日、前代表(現会長、現代表の祖母にあたる)の手により株式会社タカギは設立されました。
前代表は、人と人とのつながりを重んじる人物で、人材紹介・人材派遣にかける思いはただならぬものがありました。
自分が人と人のつなぎめとなれることに、大きな喜びを感じ、創業期の苦しみをはねのけました。
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それまで専業主婦をしていた現代表の松本が、急遽仕事を始める事になったのは2000年5月23日のことでした。
人材紹介業・人材派遣業どころか働くこと自体が初めての事であり、まさに毎日が勉強と吸収の日々となりました。
先代は、引退とともに現場から離れてしまい、松本は教えを請う相手を持たず、百貨店業界に関する知識・情報を得る事に非常に苦労しました。
先代の最盛期には500~600人のスタッフが稼動していましたが、松本が引き継いだ時期の在籍スタッフは100人程度で会社として危機的な状況下での引き継ぎとなりました。
しかし松本の心の中には、祖母が気の遠くなるような努力と情熱で築き上げた会社を引き継いだ以上は「会社を潰す」という選択肢はなかったのです。
「教科書」を持たない松本はなりふりかまわず取引先や在籍のスタッフに何度も頭を下げ、教えを請う日々を送ります。
辛く苦しい現実に、涙を流さない日はありませんでした。
社長就任時、松本はまだ36歳の若さ。在籍スタッフから「現場のことも分からないのに、いきなり社長になって偉そうにしないで」などと露骨に不快感をぶつけられる事もありました。
しかし、毎日の涙は確実に経営者としての松本を成長させる糧となりました。
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夢や希望を持って社長となったわけではない松本は、
「全スタッフの生活を守らなければならない」
「お取引して頂いている企業様にご迷惑をおかけしてはいけない」
という素朴な気持ちで、しかし、素朴ゆえにがむしゃらな行動力で試練の時を乗り越える事に成功しました。
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そして、今、株式会社タカギは900人近くのスタッフが在籍するまでに成長しました。しかし、この数字は在籍スタッフの人数であり、稼動スタッフの人数ではありません。
松本が今、目指すものは、先代の最盛期の頃の稼動スタッフ人数500人。そして、ゆくゆくはスタッフの 在籍数、サービスのクオリティ、業界でのシェアなどにおいて関西ナンバーワンの企業となること。
そこまで成長した株式会社タカギの姿を先代に見せることが、松本の夢であり、挑戦なのです。